診療内容

診療内容:

発熱、咳、痰、鼻水、喉の痛みなどの風邪症状、吐き気・嘔吐などの急性胃腸炎などをはじめ、高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・痛風(高尿酸血症)などの生活習慣病まで幅広く診療を行っております。

近年話題のピロリ菌除菌についても、検査から治療まで当院で行っております。


※初期診療の結果、高度医療や入院加療、手術などが必要と判断された場合には、適切な医療機関や専門医へのご紹介も行っております。

当院で可能な検査:

●心電図検査:

体表に付けた電極により心臓の中で生じている微小な電気変化を記録します。不整脈や心臓肥大、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)の有無が判ります。

●X線撮影(胸部/腹部):

胸部レントゲンでは心臓をはじめ、肺や大動脈などの形や大きさを映し出します。心臓が拡大し負担がかかっていないか、肺の広がりに問題がないか、胸の内側に水が貯まっていないか、などを調べる検査です。腹部レントゲンでは炎症や腫瘍などによる消化管の異常ガス、肝臓・腎臓などの腹部臓器の位置・形状の確認、尿路結石、腫瘤陰影などの病変確認のため行います。

●骨密度測定検査:

骨密度とは骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類が、骨にどれくらい詰まっているかを表すもので、骨の強さを示す指標です。この骨密度の状態を調べる検査が骨密度測定です。骨粗鬆症とは骨がもろくなっている状態であり、骨折の原因になります。ご高齢で骨折する部位が悪いと、寝たきりになってしまうことがあります。元気な老後を過ごすためにも定期的に骨密度の測定による、骨粗鬆症の早期発見、早期治療が大切です。

●ホルター心電図:

ホルター心電図は小型の携帯型心電図装置を身につけ、約24時間にわたる心電図を記録する検査です。症状の出現が不定期である場合の観察に長けており、通常の心電図検査では診断しきれない不整脈や狭心症などの発見が可能となることもあります。

●四肢脈波測定(ABI):

両手両足に血圧計を巻き、各血圧を比較する検査です。主に動脈硬化の進行度(血管年齢)を調べます。長く歩くと足が痛くなる閉塞性動脈硬化症などは腕と比べて足の血圧が低くなる所見が特徴的です。

●簡易ポリソムノグラフィ:

睡眠時無呼吸症候群(SAS)を調べるための検査です。睡眠時無呼吸症候群とは肥満や鼻中隔湾曲症、扁桃肥大(アデノイド)などによる上気道の閉塞を主因とし、睡眠中に無呼吸・低呼吸が発生する病気です。夜間の無呼吸により、起床時の頭痛や、日中の強い眠気、集中力の低下などを来すのみでなく、近年では高血圧・脳卒中・心筋梗塞などを引き起こす危険性が約3~4倍も高くなると報告されています。「いびきが酷い」「就寝中に呼吸が止まる」など御家族に指摘される場合には医師へお気軽にご相談ください。当院では宅配による在宅での簡易検査を行っており、適応があればCPAP治療の導入も行っております。

●上部消化管内視鏡検査(胃カメラ):(★予約制)

先端に小型カメラがついたスコープで食道・胃・十二指腸を観察します。ポリープやがん、炎症の有無を調べることができます。慢性萎縮性胃炎やピロリ菌感染のある方には、定期的な上部消化管内視鏡検査が勧められています。当院では経口・経鼻内視鏡を、患者さんのご希望に沿って選択しています。